鉄道事業者と行政がバリアフリーに本気のとりくみを

鉄道事業者と行政がバリアフリーに本気のとりくみを

4月12日、東京視覚障害者協会(東視協:事務所は西尾久)のみなさん、日本共産党山添参議院議員と共産党区議団も一緒にJR日暮里駅の調査が行われました(少し遅れた投稿ですみません)。この駅のホームドアは、山手線ホームだけで京浜東北線にはありません。京浜東北線は、日中は快速運転のため日暮里駅に停まらずスピードをあげて通過します。ホームドアは、視覚障害者だけでなく、誰にとっても必要なものです。ホームドアだけでなく障害者にとって利用しづらい箇所がたくさんあったようです。ホームドア設置のスピードを上げ、バリアフリーを促進することが、鉄道事業者本来の責任ではないでしょうか。駅ビル開発よりも先にホームドア設置にお金を振り向けるべきだし、国や東京都の予算ももっと増額すべきです。最近のJRの主要駅は、ホームドアなどの安全対策よりも、エキナカ店舗整備(エキュート)、大規模な駅ビル開発が優先されているように感じるのは私だけではないはずです。これは、東京メトロなど他の鉄道事業者にも考えてほしい問題でもあります。例えば、地下鉄千代田線の朝のラッシュ時は、異常な混雑で、電車の遅延は日常茶飯事です。町屋駅は、北千住駅と西日暮里駅にはさまれた駅であり、たいへんな混在で乗り切れない状況が当たり前となっています。当然電車進入時の危険性はたいへんなのものです。何を優先すべきか?やはり安全第一に徹してこそ鉄道事業者であり、投資もおのずと優先順位が決まってくるのではないでしょうか。

JR日暮里駅のホーム