総合スポーツセンターの大規模改修…給排水工事入札不調で見積もり競争?

総合スポーツセンターの大規模改修…給排水工事入札不調で見積もり競争?

荒川区議会11会議は終了しましたが、12月20、21日に緊急に区議会が開催されました。
開会理由は、荒川スポーツセンターの大規模改修(来年度から1年間休館して工事、2020年リニューアルオープン)に関わる4つの工事の契約案件の審査と議決のためです。
11月の定例会議に間に合わなかったのは、給排水工事の入札が不調に終わったためです。経過は、11月1日に改修・電気・空調・給排水の工事請負契約の入札が行われましたが、給排水工事は1企業体のみ、下請け業者確保が困難として辞退、不調となりました。
2回目(11月30日)の入札も2JVが価格超過・1JVは管理技術者配置困難で辞退となりまたしても不調。
3回目は、競争入札でなく12月7日に2回目の価格超過の2JVを指名し見積競争で「朝日・パナソニック・門脇建設共同企業体」に決定しました。入札でなく2企業体で、見積競争による事実上の随意契約となっています。
この間、新尾久図書館と日暮里活性化施設の入札も価格が折り合わず不調となり、11月会議で当初より3億円も上回り補正予算まで組む事態になっています。
オリンピックがらみの建設工事などで資材の高騰や人の確保に困難があるようです。また区に積算をする能力があるのか…との疑問もわいてきます。専門職の配置なども検証することも必要ではないでしょうか。