東京女子医大東医療センター移転後は、東京リバーサイド病院(南千住・汐入)の「正志会」が運営に

東京女子医大東医療センター移転後は、東京リバーサイド病院(南千住・汐入)の「正志会」が運営に

少し掲載が遅れましたが、東京女子医大東医療センターの移転後の医療機関誘致について現状をお知らせします。
2月12日の区議会の所管委員会に、東京女子医大東医療センター移転後に同じ場所で病院運営を行う公募結果の報告がありました。
公募には、3事業者の応募があり、選定委員会で審査した結果、南千住の汐入で東京リバーサイド病院を運営している、社会医療法人社団 正志会(理事長 猪口正孝氏)に決定しました。予定している病院の概要は左の囲みの通りです。
この中で、区が条件としていた連携大学病院は、日本医科大学付属病院です。同法人運営の病院は東京リバーサイド病院以外に、花と森の東京病院・平成立石病院・葛飾リハビリテーション病院・南町田病院がります。災害拠点病院の経験もあるとのことです。
同時に、今後解決すべき課題も見えてきました。
▼新病院開設まで6カ月の間、患者さんの診療継続の保障は?入院患者の移送は?
▼女子医大の土地、建物は区が購入することになっている。新病院開設にあたっての経費の区負担は?建物貸付は無償?
▼現在の東病棟と外来棟が残ることになるが、どの程度の改修、機器更新等をするのか?
▼解体・公園整備と病院改修は同時並行で行うのか、病院開設を先にすすめるのかスケジュールは?など具体的なことはこれからです。

※左図が移転後で、赤の部分が病院建物、緑の部分は公園として整備 右図は現在

☆病院のベッド数や診療科目など
ベッド数は220床を予定。女子医大は32科あるが診療科目は内科・神経内科・腎臓内科・消化器内科・泌尿器科・外科・脳神経外科・リハビリ科・整形外科・放射線科・産科・婦人科・小児科・皮膚科・耳鼻咽喉科・眼科・救急科・在宅診療科の18科を予定。

今後の予定
今年3月までに覚書締結
2020年度中 病院整備に係る協定締結
2021年度以降 女子医大移転後、出来るだけ早く新病院開設