高すぎる国民健康保険料がまた値上げ…!健康と命を守る区の役割が問われています
- 2019.03.27
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国民健康保険は社会保障・皆保険の要です
払える保険料への引き下げと均等割の廃止を
今回の国民健康保険料(以下国保料)改定は、一人当たり3,186円の値上げ、そのうち加入者1人1人にかかる均等割りが年間1,200円の値上げとなります。
区の国保加入者の88・6%は、年収300万円以下など低所得層が多数。相互扶助で支えることなど出来ない医療保険です。
これまでも2017年度で国保料滞納世帯は、22%、5世帯中、1世帯が滞納です。差押が280件、資産があって滞納しているのでなく、高すぎて払いたくても払えないのが実態です。
他の健康保険は、所得に応じた負担だけで、均等割がありません。そのため、国保料が協会けんぽに比べ20万円以上高い世帯もあります。やはり年収の1割を超える保険料額は異常です。政府は全体の3割しか支出せず、都も責任を果たしていません。また、区としても法定外繰入金の削減を止めて、多子世帯の均等割の減額免除制度を実施するなどくらし応援が強く求められます。(下表、グラフ参照)
※表紙の写真は、熊野前あたりの風景
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