0歳児保育11時間開所はどうなる!実施園の内容公表とニーズ調査を求める

0歳児保育11時間開所はどうなる!実施園の内容公表とニーズ調査を求める

4月からの0才児保育11時間開所、公立(公設公営)では9カ月児から(南千住、尾久はゼロ)

3月27日に開かれた区議会文教子育て支援委員会で「認可保育園0歳児の保育時間延長」について報告がありました。
昨年「ゼロ歳児保育の11時間開所」を求める陳情が区議会で採択されました。しかし勤務時間と通勤時間に応じての11時間保育の新年度対応は、区立園では、生後6カ月から受け入れている保育園(三河島・荒川・西日暮里・第二東日暮里・原)で9カ月児からの実施、3ヵ月間前倒しになっただけです。しかし南千住・尾久地域では、区立園の実施はありません。この2地域には、生後57日産休明け園はあり、実施条件はあります。せめて各地域で公立1園は責任を持って開始すべきです。

私立園は、31園(下表)で対応可能とし、この4月から16園で実施。しかし各園に問い合わせないと実施の有無や内容がわかりません。委員会質疑で区は、来年度の入園案内では情報を公開することを約束しました。
加えて、月齢を限定せず、必要な方を受け入れることや私立園の実態を聞き人的支援のための区補助を求めました。

※表紙の写真は、3月31日の尾久の原公園。子ども連れの花見客で大にぎわいでした。春本番。